2019年12月26日

緊急入院です!

 昨夜の11時半近く
足元で寝ていたあんじゅの泣き声がして起きた。

それからすぐにあんじゅは痙攣をし始めた。

以前にやはり痙攣の発作を起こして、病院へかつぎこんだことがあった。
その際に先生が「また痙攣を起こしたらすぐに連れてきてください」
と言っていた。

躊躇なく、緊急の電話番号にかけた。
まだ獣医さんは病院にいた。

「すぐ連れてきてください」

あんじゅは病院に着いてもまだ痙攣はおさまらず、
先生がすぐに痙攣を抑える注射をしてくれたが
それでもダメ

もっと強い効く注射を打ったがそれでも治まらない。

原因が特定できず、血液検査も並行して行われた。
尿毒症が原因で痙攣を起こした場合、治まりが悪いと言っている。

点滴をしたほうが良いということで、首に点滴用の針がセットされた。

その間中あんじゅの痙攣は治まらなかったが
徐々に間隔は長くなり、少し落ち着いてきた。

血液検査の結果もすぐに出て
カリウムの値が低く、このままでは心臓が止まってしまうかも?
膵炎のリパーゼ値も振り切れている。

あんじゅは点滴で痙攣を抑え、
カリウムもゆっくりと補充するという。

ということでそのまま入院。

先生は「予断は許さない状態です。
年齢も年齢なので・・・・・」
と、宣告をした。

とにかく先生におまかせするしか私たちにはなす術はない。
あまり痙攣がひどいようだったら、麻酔で眠らせます とのこと。

よろしくお願いします と言い終えてそのまま一旦うちに帰ってきた。

今朝、様子を聞きに再び病院へ行ってきた。
昨夜担当してくださった先生はおらず
他の先生に引き継がれ、説明があった。

その前にあんじゅとは面会をした。

緊急入院です!

緊急入院です!

点滴の管に繋がれ、ぐったりとしている。
寝てはいないようだったが、私たちが行っても反応はしなかった。

入院はこのまま延長。

実はあんじゅはこの1週間ほど食事ができていなかった。
食べてもマグロを1切れとか。
体重もどんどんと減ってきて1kg近く落ちてしまっていた。

食欲減退の原因が膵炎で、
その食欲・栄養不足からカリウムや他の栄養素が減って
痙攣をおこしたのかも?

いくら入院して点滴して注射をしたとしても
食べなければ体力や栄養の補給はできないようだ。
とにかく食欲が出ないことには最悪の事態を招くことになってしまうようだ。

その場合は、鼻からチューブを入れ、流動食を入れると先生は言っていたが
それすら誤嚥の危険性もあり、完全ではない。

とにかくあんじゅの体力・気力にかかっている。



昨夜、12時近くなのに先生が病院に残っていたのは
この日は時間外診療がとにかく多かったようだ。
6件もあったそうで、原因はクリスマス。

チョコレートを誤って食べてしまったとか、
鶏肉を食べて骨が刺さったとか・・・・・・

私たちが帰った後にもすぐに他の患者さんが担ぎこまれてきた。

そんな騒がしい夜だった。

深夜の救急治療をやってくれる獣医さんは
ここくらいしか無いということで、皆さん
遠くからやってくるようだ。

これから年末年始
毎年のように急患が運び込まれてくる。
先生らが言っていた。

「いつも診ているワンちゃんネコちゃんならすぐに処置できるんですけれど
初見の子たちだと、最初から診ないといけないのでよけいに時間がかかっちゃうんですよ。」

獣医さんたちの努力には頭がさがる想い。


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Posted by みなと部長 at 15:45│Comments(0)病気・病院・薬
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