あんじゅ=天使

みなと部長

2019年12月31日 10:40


 12月31日 朝7:30前

病院からの電話で飛び起きる。


「朝方 病院に来た時には既にあんじゅちゃんは息を引き取っていました」

病院へ駆けつけ、あんじゅに対面。
あんじゅは診察台に横たわっていた。




やっぱりダメだったか・・・・・・・

昨日、心臓マッサージを止めた際に、
思いっきりお別れを言ってしまった。

リハーサルをさせるワンコって・・・・・・・・・・


これがあんじゅ流のお別れだったのかな。

私たちがあんまり悲しまないようにって
最後の最後まで気を遣ったのかな。

できたワンコでした。
私たちには出来すぎのワンコでした。



年末年始で火葬場もお休み。
年内にやってくれるところを1軒みつけ、
午後3時に来てくれる。

だからドライアイスの心配したり、
一人で寝かせておく という心配もしないでよくなった。

そして、「切れ」の良い
2019年の最後の日に旅立っていった。

何から何まで気を遣うんだから。



あんじゅを病院から連れ出し、車まで運ぶ際、
病院院長が自ら抱っこして運んでくださった。

今まで小脳にできものができて緊急搬送してから
10年以上お世話になった先生だ。

院長も泣いてらっしゃった。

左眼は角膜潰瘍の治療中で瞬幕が張ってあったが
それも取り去られ、
両後ろ足は関節炎のサポーターがしてあったが
それもはずされた。

もう痛みも苦痛も何もない。

良かったね。

あんじゅの顔は穏やかだった。
苦しくなく、静かに逝ったんだね。




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